リース取引の会計処理とは?わかりやすく解説!(前編)

こんにちわ!サラリーマン簿記講師めたきんです。

今日は簿記2級におけるリース取引についてです。

リースって何か聞いたことあるけど何よ?

というのが本音の方も多いはず。

ところがこのリース、簿記1級や簿記論などに踏み込むととてもたくさん問題が出てきます。基礎をしっかりと理解していないと後々大変なことになりますので、本ブログでしっかりと理解して行きましょう。

なお、

前編:「リース取引とは?」

後編:「リース取引の会計処理」

の2本立てで解説します。

リース取引とは?

リース取引とは、貸手が借手に資産を使用する権利をあげて、それに対して借手が代金を払う取引のことです。

ざっくり言うと、誰かから何かの資産を借りてお金払う取引です。

リースは主にコピー機や車などの取引でよく使われます。

会社としては、高額なコピー機や車などを購入してしまうと固定資産税がかかったり、壊れるたびに買い替えたりと面倒が多いので、誰かから借りた方が楽なんですね。

一方で、面倒引き受け代がリースの代金に含まれていることも多いため、実はリースした方が総額で見ると高いという場合もあります。

リースには3種類ある!?

簿記2級で問われるリースは、複数種類あります。以下の体系図でサクッと覚えちゃいましょう。

前編では、ファイナンスリースオペレーティングリースについてそれぞれ解説して行きます。

ファイナンスリースとは

ファイナンスリース取引とは、

リース契約を途中で解除することが出来ない(=ノンキャンセラブル)取引で、借手が使用する資産から得られる経済的利益を実質的に享受することが出来るかつ資産の使用によって発生するコストを実質的に負担する(=フルペイアウト)リース取引

のことです。

ファイナンスリースの要件として

・ノンキャンセラブル

・フルペイアウト

が挙げられます。

簡単に言うと、

「リースって言ってるけど途中で解約も出来ない(=ノンキャンセラブル)し、壊れた時の修理代とか負担しないといけない(=フルペイアウト)契約だから実質ウチの資産じゃないの?」

という取引です。

会計処理上は、リース資産リース債務をそれぞれ計上し、償却をして行きます。

詳細な会計処理については、後編で説明しますので、ここでは一旦、

・ファイナンスリースの要件はノンキャンセラブルとフルペイアウト

・どうやら資産と債務をそれぞれ計上するらしい

という理解でOKです。

オペレーティングリースとは

オペレーティングリースとは、ファイナンスリース以外のリース取引を言います。

なんか雑、、、と思うかもしれませんが、こういう規定なので悪しからず。

オペレーティングリース取引は、解約も可能ですし、修理代等の経済的コストも業者負担と言う完全なレンタルが該当しますので、支払いのタイミングでリース料を費用計上するだけのハッピーな会計処理です。

詳細な会計処理については、後編で説明しますので、ここでは一旦、

・ファイナンスリース以外のリースはオペレーティングリースだ

・費用計上だけでOK

の理解でOKです。

まとめ

リース取引の概要について解説しました。

【リース取引】 ・リースとは、貸手が借手に資産を使用する権利をあげて、それに対して借手が代金を払う取引のこと

・ファイナンスリースとオペレーティングリースがある

【ファイナンスリース】 ・ファイナンスリースの要件はノンキャンセラブルとフルペイアウト

・どうやら資産と債務をそれぞれ計上するらしい

【オペレーティングリース】 ・ファイナンスリース以外のリースはオペレーティングリースだ

費用計上だけでOK

ここのポイントをバッチリ覚えて後編に行きましょう!