簿記3級でオススメでない勉強法は?

こんにちわ。サラリーマン簿記講師めたきんです。

今日は簿記3級勉強においてオススメできない勉強法や手法を書きます。(あくまで主観なので悪しからず)。簿記3級だけ取ってそのまま特に実務もされない方はあまり関係ありませんので読み飛ばしてくださいね。

何のために取る?

簿記3級を受験される方は数多くいらっしゃいますが、簿記3級だけ取って何となく満足!という方は少ないのではないかな?と思います。

おそらく皆さん

・次は簿記2級を受けるんだ!

・実務で簿記を使うんだ!

と意気込んでおられる方がほとんどかと思います。

つまり、

次のステップに進むため、または現実世界で使えるようにトレーニングする機会として簿記3級を取ろうとしているわけですよね。

その場合、内容をしっかり理解することが大変重要になってきます。

おススメできない勉強法は?

以下は私が勉強始めて1週間ぐらいやってしまったことを書いています。

本当に効果なかったです。

1.とりあえずテキストを読むだけ

これはもうアウトなやつです。天才的に記憶力の高い方はこれでOKですが普通の場合これでは一切頭に入ってきません。

スポーツも一緒ですが、理論が理解できるだけでは何も上達しません。簿記を使って何かレベルアップするには手を動かしてアウトプットするのが不可欠です。

2.テキストをたくさん買う

これもまたアウトなやつです。たくさん買って安心しちゃうやつですね。たくさん買って十分に勉強しているかのような幻覚を見せられますがふと冷静になると怖いです。

テキスト→解き方を解説しているものなので正直1冊あれば十分です。逆にたくさん買うことによってさまざまな解き方が出てきてしまい、思考に一貫性がなくなる原因になります。

3.繋がりを意識しないで仕訳を切る

テキストは一個一個論点が分かれているため一個一個の仕訳をバラバラに考えてしまいがちです。

ですが、簿記のゴールは財務諸表作るとこまでですよね。たとえば

売掛金xx/売上xx

という仕訳は事実の記録であるとともに、

PLの売上とBSの売掛金が増加した

ことを意味しています。

ここの意識をしないと集計をするときにどこが増えてどこが減ったんだ?状態に陥り、あっさり不合格なんてこともあり得ます。

4.難しいところを飛ばす

これが本当にやりがちです。

簿記3級でも当然初学者にとって難しいポイントはたくさん出てきますが、先ほども書いたように簿記のゴールは財務諸表作ることです。

難しいところ飛ばしたら、そもそも作れないですし、部分点狙って合格してもそれは後々簿記2級に進んだ時や実務をやる時に自分の首を締めることになります。

1つ1つの論点にしっかり取り組むことは、後々必ず役に立ちます。

オススメの勉強法は?

1.テキスト1冊をやりきる

昭和チックですが、これはめちゃくちゃいいです。テキストを1冊にしましょう。お気に入りの1冊を手に入れたら、あとはそのテキストを信じて、全てのパートを理解することです。

途中「うわ、なんかわかりづらいこと書いてあるな、、」と思ってもテキストを変えてはダメです。その連鎖が続いてテキストを買い続けることになります。

2.1個1個の論点に自分なりにハイパーリンクをつける

例えば売上の基礎の論点のあと、割引や割りもどしが出てきますね。そのページに、「●ページ売掛金」など論点を記載しておけば、自分なりの相関図がテキスト内に出来上がります。

また、書いておくことで復習した時に「あれ?ここの論点覚えてるかな?」と思い出すきっかけにもなります。

3.どうしてもダメなら人に聞く、調べる

会計士の方や税理士の方もたくさんサイト開かれてますよね。そういう方の意見を利用するのが1番です。(私は士業ではないのでご参考までに使ってくださいね)

私も最初1週間ぐらいウンウン唸りながら考えてましたが何も出てきませんでした。どうせウンウン唸るならヒント貰ってから唸った方が理解進みますよね。

4.それでもダメなら専門校に通う

わからないまま「センスないんだな」みたいな思考に陥るくらいなら、いっそのこと専門校申し込んでしっかり理解して合格すれば報われますよね。

しかも簿記1級とかになると急激に勉強量増えるので、専門校慣れしとくのもアリ!(かもしれません)

まとめ

以上が私が経験して感じたオススメでない勉強法オススメの勉強法です。参考にして効果的に勉強してくださいね!

私は副業で簿記2〜3級の個人講師をしております。個人レッスンでより簿記の理解を促進したい方はお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください